探究心が止まらない、「ホテルREIT×星野リゾート」の可能性。
企画管理部
企画管理部
- H.O さん
- 前職では、オフィスビルや商業施設のプロパティマネジメントを経験し、2021年に入社。アセットマネジメント1部で星野リゾート運営物件を担当し、2023年に人事異動で企画管理部の開示・IR担当に。

求められるのは、REIT・会社全体にフォーカスする視野の広さ
現在の仕事内容を教えてください
実は開示・IR担当としてはまだ3ヶ月目なんです。ちょうど決算業務を行うタイミングで異動したので、この3ヶ月間で有価証券報告書の作成や、投資家への決算内容の説明・Q&A対応などを経験しました。異動前はアセットマネジメント1部に所属し、星野リゾート運営物件を担当していたのですが、その頃と比べると開示・IRの仕事は、ポートフォリオ全物件にフォーカスし、また会社全体について広く・深く知る必要があると感じています。また、投資家のニーズ、リアクションをダイレクトに体感できるポジションであるため、今までにない刺激を受けながら日々奮闘しています。
「ホテルREIT×星野リゾート」のマッチアップにひと目惚れした
入社に至るまでの経緯は?
「自分の好きな街や場所をもっと魅力的にしたり、その魅力を発信できるような仕事がしたい」という想いから、前職は商業施設やオフィスビルの運営を行うプロパティマネジメントの仕事に就きました。さまざまなタイプの物件に従事するなか、とあるREITが保有する物件の担当になったことがきっかけで、REIT業界への興味が一気に高まったんです。投資商品としてのREITの仕組みや、投資主価値最大化に向けて合理的に資産運用を行う運用会社のスタンスに特に惹かれました。
また、コロナ禍が本格化したことで、リモートワークの浸透やショッピングのEC利用の加速など、生活様式が大きく変貌するのを痛感し、「もしかすると、商業施設もオフィスも今後は必要なくなるのかもしれない」、「新しい生活様式になっても、求められるリアルな場は何だろうか…」と思いを巡らせるようになり、転職を考え始めました。
なぜ星野リゾート・アセットマネジメントに入社しようと思ったのですか?
コロナ禍ではどの業界も厳しい状況でしたが、特に厳しいと言われていたのが観光業界だったと思います。増加傾向だったインバウンドも一気に消失し、その急転直下の度合いもあってか、連日メディアで観光業界に関する内容が取り上げられていました。そこで代表の星野が出演し、自社の倒産確率を発表したり、マイクロツーリズムという新たな発想で観光需要を創出している姿を見て、「新しい生活様式になってもリアルな場が求められるのは旅・観光だ!」「逆風のなかでも躍進している星野リゾートであれば、きっと面白いことができる」と感じました。そんなタイミングで当社の求人を発見し、高揚する気持ちで応募しました。
私は軽井沢の隣町の出身なので、星野リゾートについては“県内の新進気鋭の会社”というイメージで子供の頃から知っていました。そこに前職での経験やコロナ禍が重なって、今この会社で働いている。当社との出会いはとても運命的なものを感じますね。
「プロ意識の高さ」と「ベンチャー気質」
星野リゾート・アセットマネジメントらしいと思うポイントは?
一番はプロ意識の高さだと思います。専門性の高い職種であることと、社員数がまだ少ないことが影響しているのかもしれませんが、自分の守備範囲をしっかりと持ち、担当領域を完遂するという姿勢は全社員に共通していますね。それぞれの分野のプロフェッショナルとして、良い緊張感と主体性を持って取り組んでいる人が多いと思います。
その他に会社の特徴だと思うことはありますか?
経営層との距離感が近かったり、年功序列の雰囲気がなかったり、いい意味でベンチャー気質なところですかね。社長の秋本やボードメンバーとは気軽にコミュニケーションがとれる環境なので、会社の動きをタイムリーに肌で感じることができる。また、「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」を重視する風土があるんです。このような環境があるので、社員一人ひとりが本気で考えるようになりますし、またメンバー間で活発なディスカッションが生まれることで、組織の成長に繋がっていると実感しています。
自然と構築される、心地よい人間関係
今の働き方について、どう考えていますか?
社員間でそれぞれの家庭環境やパーソナリティへの理解があるので働きやすいですね。特段、会社の飲み会が多かったり、意図的にプライベートな話をするような機会がある訳ではないんですが、自然とよそよそしさのない、心地よい人間関係ができています。不動産金融業、J-REITの資産運用会社という専門性の高い職を志し、かつ星野リゾートの組織文化や世界観に共感して入社する人が多いと思うので、それが社内のいい距離感・空気感を生み出す理由のひとつなのかもしれません。
さらに働きやすい環境をつくるために必要だと思うことは?
個人的に今の働き方に不満はゼロです(笑)。今後、星野リゾート・リートがますます成長すれば、それに伴って当社の社員数も増え、会社の規模もどんどん大きくなると思います。そのなかでもコミュニケーションの取りやすさや、いい意味でのベンチャー気質を大切にして、私たちらしい組織であり続けたい。具体的にどんな方法があるかまでは想像できていませんが、大企業になっても“大企業病”にはならない会社にしたいですね。
次のステップへと進むため、まずはプレーヤーとして一流に
今後の目標を伺えますか?
まずは現在の業務をしっかりと担えるようになりたいです。前部署での物件担当としての経験は、開示・IR業務でも活かせると思っています。「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、物件担当の業務は、木(物件)にフォーカスすることが多く、開示・IR業務では森(REIT全体、会社全体)について触れることが多いです。
どちらが疎かになってもいけませんが、私たちの投資対象は魅力溢れるホテルや旅館。どのアセットタイプでも語られる物件のハードのスペックや収益性だけでなく、その土地の歴史や文化、施設のコンセプトや取り組みなど、星野リゾート・リートのホテルアセットならではの内容を盛り込んで、木も森も上手に語れる開示・IR担当を目指したいと思っています。
その他に挑戦してみたいことはありますか?
壮大な目標になってしまいますが、星野リゾートと同じくらい、星野リゾート・リートが広く認知され、身近な存在になれたらと考えています。
2024年から新しいNISA制度がスタートしたり、金融教育も盛んになりつつありますので、投資はより身近なものになってきています。これから投資を始めるという人も多いと思うので、これまで以上に「観光の切り口で日本を盛り上げたい」という方々に選ばれ、思わずファンになってしまうようなREITになりたいです。
必要なのは星野リゾートと観光、REITへの興味
この会社にはどんな人が向いていると思いますか?
旅行や観光が好きで、星野リゾートの組織文化や世界観に共感し、不動産金融やREITという仕組みに興味がある人にはぴったりの職場だと思います。主体性を持って、面白いことを考えるのが好きな人とぜひ一緒に仕事をしたいですね!